2008年5月2日金曜日

フラワーフェスティバルin有馬温泉

4月22日 23日に日本書紀などに登場し、「日本三古湯」の一つであり、林羅山の日本三名泉にあげられる有馬温泉(兵庫県神戸市北区)の老舗旅館で行われたオブジェコレクションに参加しました。
新神戸から電車を乗り継いで有馬温泉入り。さすが「日本三古湯」と言われるだけあって駅から出た瞬間から温泉街のいい雰囲気が漂って、空気も違う気が・・・
この地の温泉は含鉄強食塩泉→金泉と、それ以外のラジウム泉・炭酸線→銀線と呼ばれる温泉だそうです。金泉はタオルに温泉をかけていると赤く染まるとか! ほかの先生方がいらっしゃったのでずっとお湯をタオルにかけ続けることは出来ませんでした。

肝心のオブジェの製作ですが、楽しい!!! 普段は1mもあるアイアンの花器を4つも使ってのアレンジは出来ませんが、旅館は広いので思い切りよく行うことが出来ました。
現 地入りする前に打ち合わせ・仮製作をするのですが、かなり大きなバラを作り流れるようなラインを出そうとフワフワとした花材をどうしようか悩み、組み立て はどうするか・・・ こんな感じからパッとイメージが浮かびそれを形にしていく。ひらめきにテクニックが追いつくか不安になるほど、アイデアはポンポン出 るのですが個性的すぎるもの多数ありましたが意外なほどまとまりました。

部屋からみた有馬の山々とその間から見える町並みです。もう一つは私たちの作品です。アイアンの冷たい凛とした直線と丸いバラや花器の曲線がバランスよく配置されて、なんだか過去から現代への時間の流れを感じるオブジェに仕上げることが出来ました。